すね毛・胸毛・腹毛・脇・ひげ、とにかく毛が濃い。今まではサロンと医療脱毛と家庭用脱毛器の話ばかり書いてきたけど、正直「クリームで溶かして流すだけ」の除毛クリームってどうなんだろう、というのはずっと気になっていた。というわけで今回は、ドラッグストアや通販でよく見かける除毛クリームを6商品ピックアップして、成分・価格・対応部位を横並びで比較してみる。
先に言っておくと、この記事はまだ実際にクリームを使ったレビューではなく、各メーカーが公開している情報をもとにした比較記事です。手元に届いたものから、写真付きの使用レポートに差し替えていく予定です。
結論:ゴリダン的おすすめ順位
先に結論を出しておく。「濃い毛にどれだけ強気に攻められるか」を軸にすると、こんな順位になった。
- NULL 薬用除毛クリーム — メンズ向けで剛毛対応をうたう、除毛クリームの代表格
- スカルプD リムーバークリーム — アンファーの技術力、保湿成分の充実度が光る
- Mr.GINO(&GINO) プレミアムリムーバー グート — 大容量300gでコスパが良い
- Veet メン 除毛クリーム 敏感肌用 — 海外ブランドで胸・背中まで対応部位が広い
- ムーモ(moomo) 薬用マイルドリムーバー — 男女兼用、初回価格が安く試しやすい
- エピラット 除毛クリーム 敏感肌用 — もともと女性向けだが、価格の安さと入手しやすさが強み
ゴリダン正直、成分表だけ見るとどれも似たり寄ったりなんだよな。差が出るのは香りとか、肌への優しさとか、地味なところだったりする。
この章のまとめ
剛毛への攻め方で選ぶならNULLかスカルプD、コスパならMr.GINOかムーモ、価格の安さ重視ならエピラット。詳しい理由はこのあと順番に解説していく。
除毛クリームってそもそもどう毛を溶かしてるの?
除毛クリームの多くは「チオグリコール酸カルシウム」という成分が主役になっている。この成分が毛のタンパク質(シスチン結合)を化学的に切断して、毛を溶かすというか、脆くして拭き取れる状態にする仕組みだ。脱毛器のように毛根にダメージを与えて生えにくくするわけではなく、あくまで今生えている毛を根元近くで処理する「除毛」であって、家庭用脱毛器やサロン脱毛のような「減毛・脱毛」とは効果の種類がそもそも違う。だから「毛が生えてこなくなる」タイプの効果を期待している人には向かない。
ここでひとつ、書いていて自分でも意外だったことがある。今回調べた6商品は、ほぼ全部顔・ひげ・頭皮には使用できないという注意書きがついていた。粘膜や顔まわりの薄い皮膚には刺激が強すぎるらしく、対応部位はすね・腕・胸・脇・背中あたりが中心になる。ひげの濃さで悩んでいる身としては「除毛クリームでひげも楽にならないかな」と期待していた部分もあったので、これは素直に肩透かしだった。ひげのケアはこれまで通りサロン・医療脱毛か、家庭用脱毛器の顔専用ヘッドあたりが現実的な選択肢になりそうだ。
この記事の「ゴリダン評価」について
家庭用脱毛器の記事のときと同じく、今回も独自の評価軸を立ててみた。除毛クリームならではの視点も入れている。
- 除毛力:太く濃い毛への効き目、放置時間内でしっかり除毛できるか
- 肌へのやさしさ:敏感肌向け設計や保湿成分の充実度
- 持続期間:処理後どのくらいツルツルが続くか
- 使用感・香り:塗りやすさ、ヘラの有無、においのクセ
- コスパ:内容量・価格・1回あたりのコスト
各5段階評価にしているが、これは公表情報と口コミの傾向から出した暫定評価であって、実際に使った上での確定評価ではない。この点は最初にお断りしておく。



脱毛器のときは「濃い毛への効果」を最優先にしたけど、クリームは肌への負担のほうが気になる。同じ「毛の処理グッズ」でも評価の重みづけは変わってきそうだね。
比較表:除毛クリーム6商品スペック早見表
| 製品名 | 有効成分 | 内容量 | 対応部位 | 価格目安(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| NULL 薬用除毛クリーム | チオグリコール酸カルシウム | 250g | 全身(顔・ひげ・頭・VIO粘膜部を除く) | 3,036円 | 剛毛対応をうたうメンズ定番ブランド |
| スカルプD リムーバークリーム | チオグリコール酸カルシウム | 200g | 顔面・頭部・粘膜を除く全身 | 要公式確認 | ユズセラミド等の保湿成分が豊富 |
| Mr.GINO(&GINO) プレミアムリムーバー グート | チオグリコール酸カルシウム | 300g | 脇・腕など剛毛ボディ用 | 3,035円前後 | 大容量でコスパ良好、柑橘系の香り |
| Veet メン 除毛クリーム 敏感肌用 | チオグリコール酸カルシウム系 | 210g | 脚・腕・胸・脇・背中 | 1,000円台〜 | 海外ブランド、対応部位が広め |
| ムーモ(moomo) 薬用マイルドリムーバー | チオグリコール酸カルシウム | 120g | 全身(顔を除く、男女兼用) | 通常7,128円/初回980円 | シアバター配合、ラベンダーの香り |
| エピラット 除毛クリーム 敏感肌用 | チオグリコール酸 | 150g | 腕・足・わきの下 | 1,200円前後 | ドラッグストアで買いやすい定番 |
製品ごとの詳細レビュー
1. NULL 薬用除毛クリーム
メンズ除毛クリームの中でも知名度が高いブランドで、剛毛への対応力を前面に打ち出している。有効成分はチオグリコール酸カルシウムで、パパインやアロエエキスなど肌をいたわる成分も配合。5〜10分ほど置いて拭き取るだけというシンプルな使い方で、内容量250gに対して3,036円というのは、除毛クリームの相場としては標準的なラインだと思う。改良版ではVIOライン(粘膜を除く)にも対応が広がったらしいが、顔・ひげ・頭は変わらずNGとのこと。
ゴリダン評価
– 除毛力:★★★★★
– 肌へのやさしさ:★★★★☆
– 持続期間:★★★☆☆
– 使用感・香り:★★★★☆
– コスパ:★★★★☆



とりあえず迷ったらコレ、という安心感がある。知名度が高いぶん、口コミの量が多くて判断材料が揃っているのもありがたい。
こんな人向け:とにかく除毛力を重視したい人、初めての除毛クリーム選びで失敗したくない人。
2. スカルプD リムーバークリーム
育毛・スカルプケアで有名なアンファーが手がける除毛クリーム。ヒオウギ抽出液やユズセラミド、ヒアルロン酸ナトリウムなど、保湿・肌ケア系の成分がかなり豊富に入っているのが目を引く。除毛だけでなく「処理後の肌をどうケアするか」まで考えて作られている印象で、髪や頭皮のケアで培ったノウハウが活きているのかもしれない。顔面・頭部・粘膜・傷のある部位は使用不可なので、そこは他の製品と同じ扱いになる。
ゴリダン評価
– 除毛力:★★★★☆
– 肌へのやさしさ:★★★★★
– 持続期間:★★★☆☆
– 使用感・香り:★★★★☆
– コスパ:★★★☆☆



保湿成分の顔ぶれを見ると、スキンケアブランドが本気出してきた感じがする。処理後のヒリつきが心配な人には刺さりそう。
こんな人向け:除毛後の肌荒れが心配な人、保湿成分にこだわりたい人。
3. Mr.GINO(&GINO) プレミアムリムーバー グート
男女兼用ながら、剛毛ボディ用として売り出されているブランド。何より目を引くのが300gという内容量の多さで、価格は3,035円前後だから単純なグラム単価で見るとかなり優秀な部類に入る。柑橘系の香りづけがされていて、除毛クリーム特有のツンとしたにおいが苦手な人への配慮もうかがえる。脇・腕といった部位を中心に想定されているようで、全身くまなくというよりは「気になる部位を広めにケアしたい」人向けの立ち位置だ。
ゴリダン評価
– 除毛力:★★★★☆
– 肌へのやさしさ:★★★☆☆
– 持続期間:★★★☆☆
– 使用感・香り:★★★★☆
– コスパ:★★★★★



300gはさすがに気前がいい。すね毛と腕を両方ケアしたい人なら、これくらいの量がないとすぐ底をつく気がする。
こんな人向け:広い範囲をまとめてケアしたい人、コスパを最優先したい人。
4. Veet メン 除毛クリーム 敏感肌用
海外の大手ブランド、Veetのメンズラインで、対応部位が足・腕・胸・脇・背中と6商品の中でも広めに設定されているのが特徴だ。専用のヘラが付属していて、手を汚さずに塗り広げられるのも地味に嬉しいポイント。価格帯は比較的手を出しやすいラインに収まっていて、まず気軽に試してみたい人の入り口にもなりそうな存在感がある。海外ブランドということもあって、成分表示や使用感には日本製と多少の違いを感じる人もいるかもしれない。
ゴリダン評価
– 除毛力:★★★★☆
– 肌へのやさしさ:★★★★☆
– 持続期間:★★★★☆
– 使用感・香り:★★★☆☆
– コスパ:★★★★☆



背中まで対応してるのはちょっと珍しい。自分では手が届きにくい部位だから、対応してくれてるのはシンプルにありがたい。
こんな人向け:胸や背中まで広く処理したい人、専用ヘラで手軽に塗りたい人。
5. ムーモ(moomo) 薬用マイルドリムーバー
男女兼用として展開されているブランドで、シアバターやシソエキス、大豆エキスといった美容成分に加えて、フランス産ラベンダーの香りづけがされているのが特徴的だ。通常価格は7,128円とやや高めに見えるが、初回980円という価格設定になっていることが多く、まずは試してみたい人にはハードルが低い。継続前提の価格設計になっている分、単発で使い切りたい人には少し向き不向きが出るかもしれない。
ゴリダン評価
– 除毛力:★★★☆☆
– 肌へのやさしさ:★★★★☆
– 持続期間:★★★☆☆
– 使用感・香り:★★★★★
– コスパ:★★★☆☆(初回のみ)



香りへのこだわりは正直好みが分かれるところ。ただ除毛クリーム特有のにおいが苦手で挫折した経験がある人には刺さりそうな設計。
こんな人向け:除毛クリームのにおいが苦手だった人、まずは低価格で試したい人。
6. エピラット 除毛クリーム 敏感肌用
クラシエが展開する、ドラッグストアでもおなじみの定番ブランド。もともと女性向けとして育ってきた商品だが、価格の安さと入手のしやすさから男性ユーザーも一定数いるようだ。セラミドやカモミールエキスなど、肌の潤いを意識した処方になっていて、アレルギーテスト・パッチテスト済みという表記も安心材料になる。対応部位は腕・足・わきの下が中心で、コンパクトな150gという容量からも「まずは試してみる用」という位置づけがしっくりくる。
ゴリダン評価
– 除毛力:★★★☆☆
– 肌へのやさしさ:★★★★☆
– 持続期間:★★★☆☆
– 使用感・香り:★★★☆☆
– コスパ:★★★★★



女性向けのイメージが強いけど、成分と価格だけ見れば男が使う理由も普通にある。ドラッグストアですぐ買えるフットワークの軽さは強い。
こんな人向け:まずは安く試したい人、近所のドラッグストアですぐ買いたい人。
この章のまとめ
6商品とも成分の骨格は同じだが、内容量・価格・保湿力・香りで個性が分かれる。剛毛狙いはNULL、肌の優しさ狙いはスカルプD、コスパ狙いはMr.GINOかエピラット、という住み分けになりそうだ。
選び方:目的・肌質別のおすすめ
とにかく濃い毛を処理したい
除毛力を重視するならNULLが候補の筆頭になる。剛毛対応をうたっているだけあって、口コミでも「濃い毛にも効いた」という声がよく見られる。
肌が弱い・敏感肌が心配
保湿成分の充実度で選ぶならスカルプD リムーバークリームかエピラット 敏感肌用が候補になる。どちらもアレルギーテストや保湿成分を前面に出している。
広い範囲をまとめて処理したい
内容量の多さならMr.GINO、対応部位の広さならVeet メンが有力な選択肢だ。
とりあえず低価格で試したい
初回価格が安いムーモ、もしくは単価そのものが安いエピラットから試すのが無難だと思う。
正しい使い方と注意点
除毛クリームは手軽な反面、使い方を誤ると肌トラブルにつながりやすいアイテムでもある。最低限、次の点は守ってほしい。
- 必ずパッチテストをする:初めて使う製品は、目立たない部位に少量塗って様子を見てから本番に使う
- 放置時間を守る:「長く置くほど効果が出る」わけではなく、規定時間を超えると肌への負担が大きくなる。化学熱傷につながった例も報告されているので、時間はきっちり守る
- 傷・湿疹・日焼け直後の肌には使わない:バリア機能が弱っている肌に使うと刺激が強く出やすい
- 顔・ひげ・頭皮・粘膜部には使わない:今回の6商品も軒並み非対応だった。パッケージの注意書きは必ず確認する
- 使用後は保湿する:除毛クリームは毛だけでなく肌の表面にも作用するため、処理後の保湿ケアで肌荒れを防ぎやすくなる
どんな保湿アイテムを使えばいいか迷う場合は、脱毛・除毛後のケアクリーム比較もあわせて参考にしてほしい。



正直、放置時間はサボりがちになりそうな項目だと思う。「ちょっと長めに置けば楽できるかも」は普通に肌トラブルの元らしいので、自分への戒めとしても書いておく。
不安がある場合や、使用後に赤みやかゆみが続く場合は、自己判断を続けず皮膚科など医療機関に相談してほしい。当サイトの内容は医療的助言ではなく、あくまで一般的な情報提供という位置づけです。
よくある質問
Q. 除毛クリームとカミソリ、どちらがいいですか?
除毛クリームは毛穴の少し奥まで成分が働くため、カミソリよりも仕上がりが持続しやすいと言われている。一方でカミソリより肌への負担が心配な人もいるので、まずは目立たない部位で試すのが無難だ。
Q. 除毛クリームで毛は生えてこなくなりますか?
生えてこなくなることはない。あくまで今ある毛を溶かして処理するアイテムなので、時間が経てばまた毛は伸びてくる。減毛・脱毛を目指すなら、家庭用脱毛器やサロン・医療脱毛のほうが向いている。
Q. ひげにも使えますか?
今回比較した6商品はいずれも顔・ひげへの使用は非対応だった。ひげのケアは別の方法(サロン・医療脱毛、家庭用脱毛器のヒゲ専用ヘッドなど)を検討したほうがいい。
Q. どのくらいの頻度で使えばいいですか?
毛の伸びる早さによって個人差はあるが、1週間から10日に1回程度のペースで使っている人が多いようだ。パッケージの推奨頻度に従うのが基本になる。
まとめ
除毛力重視ならNULL、肌への優しさ重視ならスカルプD、コスパ重視ならMr.GINOかエピラット、香りや使用感を重視するならムーモ、対応部位の広さならVeet メンというのが今回の比較のまとめになる。
除毛クリームは脱毛器のような減毛効果こそないものの、思い立ったその日に手軽に処理できる気軽さは大きな武器だと思う。届いたものから実際に使ってみて、写真付きの使用レポートに更新していく予定なので、また追記していきます。


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