下の前歯の真ん中あたりにある黒い汚れが、ずっと気になっていた。笑うときに無意識で歯を隠すクセがついていたし、写真に写るときも口を閉じ気味にしてしまう。これって歯石なのか、虫歯なのか、それとも単なる着色なのか、正体がよく分からないまま放置していたので、今回ちゃんと調べてみることにした。
歯がアップで写っています。
気になっていた黒ずみのアップ

普通に笑ったとき

ゴリダンこうやってアップにすると結構な迫力だけど、並べてみると出っ歯のおかげで普通に笑ったときはそんなに見えてないんだよね。何年も一人で気にしてたのは何だったんだって話だよ。
これから書く内容は、あくまでゴリダン個人が調べた情報と体験です。歯の状態には個人差があり、見た目だけで自己診断するのは危険です。気になる黒ずみがある場合は、自己判断せず歯科医院で見てもらってください。
前歯が黒く見える原因を調べてみた
調べてみると、前歯が黒く見える原因として考えられるのは、主にこのあたりだった。
- 虫歯:点や穴のように立体的に見えたり、冷たいものや甘いものがしみたりすることがあるらしい。ただし症状が出ない虫歯もあれば、しみたからといって必ず虫歯とも限らないようで、これだけで判断するのは難しいという。見た目はただの着色に見えても、実はその下で虫歯が進行している「隠れ虫歯」のケースも珍しくないらしい
- 着色汚れ:タバコのヤニやコーヒー、お茶、赤ワインなどが原因。表面に広がるように付き、触ってもツルツルで穴はない。1本だけでなく、歯全体や複数箇所にうっすら広がっていることが多いらしい
- 歯石(縁上歯石):歯茎の上に付く石灰化した汚れ。石灰化しているのでホームケアでは取れず、歯科医院での除去が必要になる。日本歯科医師会のサイトによると、下の前歯の裏側は唾液腺(舌下腺・顎下腺)からの唾液が最初に触れる場所で、唾液中のカルシウム成分の影響もあって歯石が付きやすい部位なのだそうだ
- 黒い歯石(縁下歯石):歯茎の中、歯周ポケットの内側にできる歯石。ポケット内の出血や滲出液がプラークに混ざって黒っぽくなったものらしく、白い歯石(縁上歯石)より硬くて除去も大変。歯周病との関連が指摘されている歯石ではあるものの、色が黒く見えるというだけで歯周病がどれくらい進行しているかまで自己判断できるわけではないようだ
- 歯そのものの変色:加齢による象牙質の変化や体質、詰め物の劣化などによる歯自体の色の変化。これも原因によって対処法が変わってくるらしい
自分で確認できることはあるけど、判断材料にしかならない
表面がザラついている、硬いものが付着しているように感じる、広い範囲に色が付いているなど、自分でも気づける特徴はいくつかあるらしい。ただ、これだけで「虫歯ではない」「これは歯石だ」と判断することはできないようだった。実際、自分も「たぶん着色だろう」とは思っていたものの、最終的には歯科医院で見てもらうまで正体は分からなかった。歯科医院の定期健診では、虫歯・歯周ポケット・歯石などを専門の器具でチェックしてもらえるので、自己判断で様子見を続けるより、気になった時点で一度見てもらうのが確実そうだ。
自分の場合、思い当たるのは「着色」だった
自分は元喫煙者で、しかもコーヒー・カレー・赤ワインが好きでよく口にするので、着色の条件はそろっていると思っていた。ただ、フロスを通すと「コリッ」と引っかかる感覚もあったので、歯石も溜まっているんだろうなとは薄々感じていた。冷たいものがしみるようなことはなかったが、それだけで虫歯じゃないと言い切れないのは前の章で調べた通りだ。結局、着色なのか歯石なのか、あるいは両方なのか、自分では判断がつかなかった。答え合わせは次の章で書く歯医者での話になる。



笑うときに無意識で口元を隠すクセがついてたのが、地味にストレスだった。写真でも口を閉じ気味にしちゃうし。
実際に歯医者で見てもらった結果
ちょうど約30年ぶりに歯医者に行ったので、そのときに前歯の黒ずみについても聞いてみた。結果、歯石自体は前歯よりむしろ奥歯の方に多く付いていて、前歯の黒ずみについて「歯石です」「歯石ではなく着色です」というような色の種類の指摘は特になかった。ただ、歯石除去と表面の研磨をしてもらったところ、気になっていた下の前歯の黒ずみは見違えるほどすっきりして、今回の処置の中で一番変化を感じた部分だった。処置後にフロスを通してみると、それまであった「コリッ」とした引っかかりがなくなり、スッと入るようになった感覚もあった。表面を研磨してかなりきれいになったので、自分では「着色汚れだった可能性が高かったのかな」と受け止めている。ただし、歯科医から着色と明確に診断されたわけではないので、これはあくまで自分なりの推測だ。



色の種類までは教えてもらえなかったけど、磨いてもらっただけであんなに変わるとは思わなかった。フロスの通りまでスッと変わったのには自分でも驚いたよ。何年も一人で気にしてたのが馬鹿らしくなるくらい、あっさり解決した感じだった。
よくある質問
Q. 前歯の黒い汚れが歯磨きしても取れないのですが、自分で削ったりしてもいい?
歯磨きで取れない場合、石灰化した歯石である可能性が高く、自己流で削ると、それが虫歯だった場合に進行を見逃したり、歯を傷つけたりするリスクがあります。市販のケア用品で様子を見るより、まず歯科医院で見てもらうのが安全です。
Q. 黒い歯石(縁下歯石)は放置するとどうなる?
歯周病との関連が指摘されている歯石なので、放置すると歯茎の状態が悪化する可能性があります。ただし、色が黒いというだけで歯周病の進行度合いまで自己判断することはできません。気になる場合は早めに歯科医院で見てもらうことをおすすめします。
Q. 前歯の黒ずみだけ気になる場合、部分的に歯石取りをお願いできる?
歯科医院によって対応は異なりますが、多くの場合はまず全体のチェック(レントゲンや歯周ポケットの検査)をした上で、必要な範囲の歯石除去を行う流れになるようです。詳しくは歯科医院に相談してみてください。
まとめ
前歯の黒ずみと一口に言っても、虫歯・着色・歯石など原因はいろいろあって、素人目には正確な見分けがつかないというのが今回調べて分かったことだった。自分の場合は結果的に歯石除去と表面研磨だけで見違えるほどきれいになったので、長年気にしていた割にはあっさり解決した。同じように前歯の黒ずみが気になっている人は、自己判断で放置せず、一度歯科医院で見てもらうのがおすすめだ。実際に歯医者に行ったときの詳しい話は、下の記事にまとめている。


不安がある場合や、痛み・しみるといった症状がある場合は、自己判断を続けず歯科医院に相談してください。当サイトの内容は医療的助言ではなく、あくまで一般的な情報提供という位置づけです。










コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 歯石を取ったことで、それまで気づかなかった歯と歯の間の隙間が見えるようになりました。中でも気になっていた下の前歯の黒ずみは、表面を磨いてもらったことで見違えるほどすっきりしました。自分でも一番気にしていた部分だったので、この変化が正直一番うれしかったです。この黒ずみの正体が何だったのか、歯石・虫歯・着色の違いを含めて別記事で詳しく調べてみました。 […]
[…] 歯の見た目だけでは、汚れなのか虫歯なのか自分では判断できません。前歯の黒ずみについて調べたときも感じたことですが、自己判断には限界があるので、気になる部分は歯科医院で確認してもらうのが確実だと思います。 […]